病気知識

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ILLNESS KNOWLEDGE / 病気知識


小児科に関連する病気・疾患を解説していきます。

手足口病


 

手足口病(てあしくちびょう)は、主に小児に見られるウイルス性疾患で、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどが原因です。
この病気は、手、足、口の粘膜に発疹や水疱を伴うのが特徴です。通常、夏から秋にかけて流行することが多いです。
 
手足口病の特徴
 
主な症状:

  1. 発疹と水疱:
    • 手のひらや足の裏、指の間、膝、肘、臀部などに赤い発疹が現れ、次第に水疱(小さな水ぶくれ)ができます。
    • 口の中にも小さな水疱や潰瘍ができ、痛みや不快感を伴うことがあります。
  1. 発熱:
    • 軽度の発熱(通常38°C前後)が見られることがありますが、高熱が続くことは少ないです。
  1. 口の痛みと喉の不快感:
    • 口の中の水疱や潰瘍が痛みを引き起こし、食事や飲み物が辛くなることがあります。
  1. 倦怠感と食欲不振:
    • 発熱や口の痛み、体の不快感により、倦怠感や食欲の低下が見られることがあります。

 
感染経路:
手足口病は以下の方法で感染します。

  • 接触感染: 感染者の鼻水や唾液、便などに触れた手で、口や目に触れることで感染します。
  • 飛沫感染: 感染者の咳やくしゃみから放出されるウイルスを吸い込むことで感染します。
  • 便からの感染: 感染者の便に含まれるウイルスに触れた後に、口に入ることで感染します。

 
診断と治療:
診断は主に臨床症状に基づいて行われます。特に口の中の水疱や発疹の典型的な見た目が診断の手助けになりますが、必要に応じてウイルスの検査が行われることもあります。

  • 対症療法:
    • 解熱剤や鎮痛剤: 発熱や痛みにはアセトアミノフェンやイブプロフェンが使用されます。
    • 口腔ケア: 口の中の潰瘍に対して、痛みを和らげるための口腔用ゲルやスプレーが使われることがあります。
    • 水分補給と栄養管理: 痛みがあるため、飲み物や食べ物の摂取が難しい場合は、冷たい飲み物や軟らかい食べ物を用意して水分と栄養を補給します。
  • 安静と休養: 十分な休養と安静が推奨されます。

 
予防と管理:

  • 手洗い: 手洗いを徹底することで、感染のリスクを減らすことができます。
  • 衛生管理: 感染者が触れた物品や場所を清潔に保つことが重要です。
  • 感染者との接触を避ける: 感染者と密接な接触を避けるようにします。

 
合併症:
手足口病は通常軽症であり、重篤な合併症を引き起こすことは少ないですが、稀に以下のような合併症が発生することがあります。

  • 脱水症状: 口の痛みや食欲不振によって水分摂取が不十分になることがあります。
  • ウイルス性髄膜炎: 非常に稀ですが、手足口病が原因で髄膜炎を引き起こすことがあります。

 
手足口病は通常、適切な対症療法を行うことで回復しますが、症状が重くなったり、合併症が疑われる場合は、医療機関での診察を受けることが推奨されます。

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